グローバル・ワン、恒例の評価額発表

東証REIT指数:続落
 740.30(▲62.03、7.7%)
 1銘柄除いて全面安。

top loser:ケネディクス(16.7%)、DAオフィス(16.0%)、プレミア(15.5%)など
top gainer:Re+(0.6%)のみ!


さてグロバワンは平成20年9月期末時点の保有不動産の評価額に関するお知らせをリリース。
半年前と比べて評価額が上がってるのはスフィアタワー天王洲、1月に「売却用物件」(?)として取得した淀屋橋フレックスタワーと、TK南青山ビル(テナントはソニー・コンピュータエンタテイメント)がちょっぴり。
逆に減ってるのが、懸案の近鉄新名古屋ビル。やっぱり名古屋の市況悪化は深刻…と思ったがこれは、エンジニアリングレポートを再取得した際に長期修繕費用の見積額が増加したためだそうです。ちなみにここは平成5年、15年前の竣工。一般に、平成一桁台竣工のマンションは工事がイマイチとか聞きますが、オフィスビルは違うんでしょうか。


グロバワンというと、大手町に入ってる三菱マテリアルが2010年3月末までに退去することになってますよね。この埋め戻し、話は進んでるのでしょうか。9割を占有するテナントなので、でかいです。
まあ大手町のあのビルが埋まらなかったら、日本経済もお先真っ暗でしょうから、みんなあまり心配していないようです。「あそこには三菱村があったから入ってただけで、本来マテリアルがあそこにいる意味はない」とある人が言ってましたが。
それに、築16年でそろそろ劣化しているので、入居前にリニューアルしてどーんと賃料アップ…てなことももちろん目論んでいるとは思います。